IB史上初のイベントで賞をもらっちゃいました
こんにちは、ゆうせいです!
今日は以前に話したインターナショナルデイ編の最後として発表会について話そうと思います。
発表会
伝統的な数々の遊びを楽しみ終わった時点でインターナショナルデイの2/3は終わってしまいました。
残る1/3は、発表会です。
インターナショナルデイが始まる前、あらかじめどこかの国の伝統的な事に関する発表を行いたい人が募集されていて、それに応募していた人たちの発表を見る時間です。
2時間に渡って沢山の人が様々な事を行っていたので幾つか印象に残った物を紹介しようと思います。
空手
好きな国の伝統的な事を行うと言っても、日本人がかなり多い学校ですので発表も日本文化に関する物が多かったです。
その日本文化に関する発表の一つが「空手」についての物でした。
最初に発表者が軽く空手の歴史について触れた後、実演が行われました。
生徒二人が空手の型を見せて、他のみんなが見ていて、素直に凄いなと思いました。
劇
もう一つ僕が見ていて印象に残ったのがトリとして登場した「英語劇部」という英語で劇をする部活の発表でした。
インターナショナルデイでは部員10人でミュージカルの劇中歌の様に歌って踊っていました。
この部活は毎年学園祭などで学校を盛り上げ続けていて、期待度も高かったのですが、それをゆうに超えてくる発表でとても面白かったです。
アメリカの文化を紹介するとして有名なミュージカルの劇中歌を踊りながら歌っていて、最後に一番場を盛り上げていました。
この様な感じで様々な人が発表を行って沢山の国の文化を紹介し、無事発表会は大成功に終わりました。
授賞式
前の記事で話した発表を行っていた時、それを見ていた先生は実はそれぞれに評価を付けていました。
どうやらその評価でトップ3だった国には賞品が送られるらしいです。
因みに、僕のグループであるロシア班はなんとトップ3に入ってしまい、とてもビックリしました。
ただ動画編集などをやってくれた友達が物凄く頑張ってくれていた分嬉しかった気持ちも強かったです。
取り敢えず、賞品として貰ったお菓子はとても美味しかったです。
これにてインターナショナルデイ編は終わりです!
この国際的な視点を大切にするIBの初めての試みは成功だったと思いますし、是非来年からも続けて行って欲しいです。
IB史上初のイベントを全力で楽しんできました〜当日編〜
こんにちは、ゆうせいです!
今日は前回の記事の続きとして、インターナショナルデイ当日の様子について話そうと思います!
発表
インターナショナルデイが始まり、まず最初に行った事はそれぞれの国で準備してきたプレゼンテーションの発表会でした。
その説明をしようと思ったのですが、前回の記事の内容をよくよく見返してみたら「発表→料理動画」の流れが物凄く唐突で説明不足だったので解説しようと思います。
僕らはロシアについて発表する時、何か一つのテーマに絞ったら良いかもしれないと考えました。
そしてそのテーマとして「ロシア料理」に白羽の矢が立ちました。
料理を紹介するからには、それを作らなければ話になりません。
という訳で、料理動画を作りそれを発表をする時に流して合間合間にみんなの前で立っている僕らが補足説明をするという形式を取る事にしました。
話をインターナショナルデイ当日に戻します。
各クラス毎に四つの国があるので、合計するととんでもない数の国があります。
その為、結構な数の教室に分かれてみんなそれぞれの相手に発表していました。
僕たちロシア班も動画を流しつつロシアの歴史を解説したりなどして、発表は割とうまくいったと思います。
クイズは観客のみんなにも答えてもらったりするなどの工夫も織り交ぜながら行って、結構楽しかったです。
他の人達もただ発表するだけでなく伝統的な衣装を着たり、その国から来ている先生に話を聞いてくるなど様々な事に挑戦していて、とても興味深い内容でした。
ゲーム
そんなこんなで発表の時間が終わり、次は色んな国の伝統的な遊びに挑戦しました。
あらかじめそれぞれのクラスから代表の国をひとつ決め、そこの伝統的な遊びを他のクラスと一緒に行うことになっていました。
他のクラスは見たことがない遊びを用意してくれて、みんなで楽しむことが出来ました。
因みに僕らのクラスはイギリスの伝統的なスポーツであるという名目でサッカーをして運動を満喫していました笑
インターナショナルデイにはあとひとつ話したいことがあるのですが、文字数の関係でそれはまた次の記事に回そうと思います。
よろしくお願い致します。
IB史上初の一大イベントを解説〜準備編〜
今日はちょっと前にIB総出で長期間に渡って行った「インターナショナルデイ」というイベントについて紹介しようと思います!
インターナショナルデイ
インターナショナルデイとは、その名の通り、国際的な視点を育むためのインターナショナルな事をする日です。
それぞれが事前に準備しておく担当国についての発表や伝統的なゲームを全学年を大量のグループに分けて交流するイベントで、とにかく大掛かりでした。
因みにこれは僕の学校では初めての行事でなんとなく得をした気分になりました。
国を選ぶ
まず最初に、各クラスに四つずつ国が割り当てられ、生徒は何も知らない状態でどの国に一番興味があるかというアンケートに答えさせられました。
僕のクラスはロシア・ドイツ・イギリス・イタリアが割り当てられて、僕はロシアを選びました。
これが2021の最後の方に行われました。
その後、先ほど説明したインターナショナルデイの概要を教えられて、僕らの作業はスタートしました。
発表の準備
同じロシア担当のグループメンバーと一緒に、僕らは発表のスライド作りを始めました。
最初はプーチンをコミカルに紹介などの事をするはずでしたが、戦争が始まってしまった後は路線変更を余儀なくされ、メンバーみんなのモチベーションも段々下がっていってしまいました。
そんな時、グループメンバーの一人が料理番組を撮ろうと言い始め、めでたく僕らでロシアの郷土料理を作ることになりました。
料理動画
出演者である班員がロシアに関するクイズに答えてレシピを獲得し、料理を作っていくというコンセプトの動画を撮ることになったのですが、料理番組を提案してくれた人が物凄く意欲的で材料の確保、クイズ作り、レシピ準備、編集まで全てしたいと言ってくれたお陰で僕はただ美味しいご飯を作って食べるだけで良くなりました笑
クイズにはロシア語のあいさつの問題からロシアの歴代首相を並び替えるなどの物があって物凄く楽しく、みんなで作ったビーフストロガノフもとても美味しかったです。
長くなってきたので一旦締めて、インターナショナルデイ当日の様子については次の記事で話そうと思います。
という訳で、インターナショナルデイの準備編でした。
塚本亮「ヤバいモチベーション」
こんにちは、ゆうせいです!
今日は久しぶりに本の紹介をしようと思います!
ヤバいモチベーション
今日僕が紹介するのは「ヤバいモチベーション」という本です。
この本はその名の通りモチベーション管理術についての内容で、人のやる気について研究するプロジェクトの一環で読みました。
なんとなーく読み始めたこの本ですが、読んでみると実用的ですぐに実践できる行動から普段の習慣としてオススメされている物などが網羅されていて面白かったです。
やる気・勉強・コンディション・リラックスのどれかをテーマにした「モチベーション管理の為の仕組み」が50個紹介されていて、隙間時間にちょっとずつ読み進めていく感じでもスッと頭に入ってきやすい構成で良かったです。
また、その「仕組み」の数々を全部実行する必要は無く、自分に合ってそうな幾つかを実践していても十分自分の日々の充実度を上げることが出来る様になるのかもなと思いました。
例を紹介
せっかくなので、僕が読んでいて「これいいな」と思った仕組みを幾つか紹介しようと思います。
一つ目に紹介するのはタスクに取り掛かる時に取るべきステップについてです。
人は知らないことを無意識に避けてしまいたくなります。
人は面倒臭そうな事からは逃げたくなります。
その為、難しいタスクに取り掛かる時は一旦情報を集めるべきです。
もしそれが得意な人がいればコツを教えて貰うのもよし、本を読むのもよし、なんならグーグル先生に聞いちゃうのも全然アリです。
そうして今から自分が行わなければならないステップを明確化し、場合によっては簡略化もして、意欲的にそのタスクに取り組む事ができるようになりやすくなります。
次に、何か目標を立てる時の心掛けについてです。
何かに取り組む時、例えば勉強をしようと思い立ち意欲的な状態で問題集を手に取った時、人は難易度が高いゴールを設定してしまう傾向があります。
この例だと「問題集を全て解く」などです。
しかし、途中で「これって意味ないんじゃないか」と思い始めたり単純に他の事をしたくなったりで挫折してしまう人もかなりの数います。
この問題を解決するには何かをしようと思い立った時、とにかくハードルの低い目標を設定する事をオススメします。
「この本を一週間で読み切る」ではなく「一日三行だけ読んでみる」。
「問題集を全て解く」では無く「問題を一個だけ解いてみる」。
もし興が乗って一気に本を読み進めてしまったら万々歳、三行しか読まなくても目標は達成できているのでネガティブな感情にはならない。
こうする事で三日坊主になってしまう可能性を下げることが出来るのです。
こんな感じのちょっとした仕組みが50個紹介されていて、割と面白かったし参考になりました。
今後はここで知った事をガンガン実践してみようと思います。
IBの英語の10分間一人で喋り続けるテストが凄すぎる
こんにちは、ゆうせいです!
今日は今現在英語の授業で練習しているテストについて話して行こうと思います!
DP英語
僕のIB人生において英語の授業は常に障壁でした。
母国語が英語の生徒達と同じ基準で採点されて、とにかく苦戦してきました。
勿論、それはMYPからDPに上がっても変わりません。
相変わらず割と難しい本を読んで分析をしたりしています。
オーラル
そんな英語の授業ですが、今は「オーラルテスト」という試験に向けて練習をしています。
DPの修了試験は幾つかのテストを教科毎に受けるのですが、そのうちの一つが「オーラルテスト」なのです。
オーラルとは直訳で「口頭」という意味があり、テストの内容は10分間みんなの前で発表をするという物です。
因みにスライドも台本も無しです。
一応10個まで箇条書きでメモを持ち込むことは許されるのですが、10分間自分の口だけで耐える必要があり、正直物凄く不安です笑
発表の内容は自分が決めたテーマに沿った本の分析で、そもそもそれを準備するのがとてつもなく難しい上にそれを覚えて発表しなきゃいけないんです。
練習内容
そんな「オーラルテスト」の準備として、先生は最初にこれの型を説明してくれました。
最低限入れなければいけない情報などを知り、ある程度生徒達が概要を理解できたところで今度は実際に喋りに挑戦をする事になりました。
と言っても分析も全然していないし初めての挑戦なので導入部分だけ録音するという課題でオーラルテストに挑戦してみました。
実際にやってみると最初に頭の中で何を言うか整理していても咄嗟に適切な単語が見つからなかったりなどの問題で理想とはかけ離れた内容になってしまっていました。
難しかったです。
そうして生徒全員が録音した後、今度はそれらをそれぞれ全員で聞いて感想や改善点を点数と共にお互いに出し合うというアクティビティーをしました。
たまに的外れな指摘をして低めの点数をつけてくるやつには物凄くムカつくみたいな一幕もありましたが、それでもたまに盲点だった改善点を教えてくれる人がいてやっぱり客観的な視点でしてくれるアドバイスは貴重だなと実感する事が出来て良かったです笑
こんな感じで今は将来行われる大事な試験の一つであるオーラルテストの練習に励んでいます。
不安ですが少し楽しみな気持ちも混じっていて、とにかく練習を頑張ろうと思います!
IBの哲学の授業で一番大事なスキルの話
こんにちは、ゆうせいです!
今日は哲学の授業で必要なスキルを話して行こうと思います。
英語力
哲学の授業は、とにかく議論をしまくります。
レポートを書いて自分の意見を主張するだけでなく、授業中もハッキリと正解が無い問題を話し合ったりするのです。
そんな時、頭の中で考えている事を英語にしてスラスラと喋れず、結果ずっと黙り込んでしまう事になる生徒は山程います。
これは哲学だけの話ではなく他の教科でも言えるのですが、英語力が無いと自分の意見を言うことすらできず議論の土俵にすら立てません。
本当に英語力は大切です。
かくいう僕も英語には苦戦していて、頭の中でイメージした物を言葉にするときに単語が思い浮かばず仕方無しに複数の言葉で説明するという事が割と起こってしまいます。
とにかく英語の本を読む事が大切だということはわかっているのですが、ついつい日本語で溜まっている本を読んじゃいます笑
普段の生活で周りに注意を向ける
さっきはIB全般で大切なスキルについて話しましたが、今度は哲学らしい話をしようと思います。
哲学の授業で自分の議論を展開するとき、何よりも重視されるのが現実世界での例です。
何を言うにも例を求められます。
その為、その例として挙げる為のネタ作りはとても大切です。
もし今後哲学の授業があるという方がいれば、とにかく普段から周りに注意を向け、自分がどういう判断を下してどんな行動を取っているか観察する事をオススメします。
論理的な思考
哲学では、論理的な思考も強く求められます。
何か結論を導き出すには明確な根拠が必要だったり、ある事象を哲学のモデルに当てはめる時にはその理由付けや説明をしっかりと行わなければいけません。
ただ、何よりも論理的な思考が求められるのはレポートを書く時です。
とにかく例などを用いて自分の主張の正当性を証明しなければならず、論理的な議論展開が出来ていなければ酷評されてしまいます。
哲学の授業を受ける時、これらのスキルがしっかり身についているかどうかで授業での存在感や理解度がかなり変わってきます。
というわけで、哲学の授業で大切なスキル3選でした。
IBの経済の授業ではみんな先生
こんにちは、ゆうせいです!
今日は経済の授業で行われたミニ授業について話そうと思います。
供給の法則
僕のクラスの経済の授業では供給の法則について教えてもらいました。
それがSLの授業で、これは僕のクラスだけで行った授業でした。
いつも通り経済の事について学んだ直後の授業で、今度はHLの経済の授業がありました。
エコノミーのHLの授業は取っている人数が少ない為全クラス(2)の生徒合同で行われ、一緒に学びます。
ここで問題が起きました。
SLで学んだ基本を元にHLで追加コンテンツを学ぶ感じの授業なのですが僕のクラスだけ基本を学び終えていて、もう一つのクラスはまだだったのです。
これでは供給の法則を応用しながら学ぶ事ができません。
そこで先生が取った対策は、「既に教えた生徒が先生になって供給の法則を説明してもらおう」という作戦でした。
先生役がそれぞれの席でスタンバって、生徒役がそれぞれ教えてもらいたい人の元に行きます。
そこで先生役は供給の法則を口で説明するだけでなくスライドを見せたりグラフを描かせたりするなどしながら生徒に教えていました。
需要の法則について学んだばっかりだったので供給の法則は物凄くスムーズに理解してもらえて、物凄くやりやすかったです。
また、人に何かを教えるにはそれについての理解を深めていなければならず、自分が学んでいる最中曖昧にしてしまっていた部分を炙り出す事が出来たのも良かったですし、より供給の法則が頭の中に染み付きました。
教えている方も教えられている方も両方収穫があって物凄くいいアイディアだったなと思いました。
経済の授業で大切な事
経済の授業では、何よりも現実世界での例が求められます。
事実、先生は何かを教えている間物凄い数のニュースや動画などを紹介して説明をわかりやすくしています。
それに倣って僕も人に供給の法則を教えている最中に現実世界の例を出しながら説明してみて、改めて「人に何かを教える」側のメンタリティを学ぶ事が出来ました。
これで僕もより授業に対するモチベーションがアップするはずだと思います笑