IBの環境の授業でやったみんなの意識調査が楽しかった話
こんにちは、ゆうせいです!
今日は春休みの宿題の話ではなく、少し遡って結構前に行われた環境の授業での様子を紹介しようと思います。
宿題
ある日、環境の授業のESSで宿題が出ました。
12個の明文と「強く賛成」〜「強く反対」まで五つある意見を表明する欄がある紙を渡されて、これらに答えてきてと言われたのです。
それぞれの明文に対する自分の意見を書かなければいけないのです。
明文には「人間は地球上の全ての資源を使う権利がある」や「地球温暖化はもう止められない段階まで進んでしまった」などの個人的な価値観が出る様な物から自分が環境問題を楽観的に見ているか悲観的に見ているかを試す様な様な物もあり、意見を書いていく作業はとても楽しかったです。
授業
宿題はとても楽で面白かったです。
しかし、一番楽しかった時間はその後の授業からでした。
授業で何をしたのか説明します。
まず、先生は教室に五つのゾーンを作りました。
教室を縦に五等分して窓側から「強く賛成」、「そこそこ賛成」、「中立」、「そこそこ反対」、「強く反対」とそれぞれのゾーンの意味合いが割り振られて行きました。
その後、先生はそれぞれの明文を読み上げて生徒達は自分の意見のゾーンに行きます。
そうして全員が全員の意見を見比べる事ができる様になりました。
既に物凄く悲観的な人だったり物凄く人類第一な考え方をする人だったり本当に様々な意見の人がおり、それを知ることはとても貴重な経験でした。
しかも、楽しい時間はまだ続きます。
全明文への意見を確認しあった後、先生はランダムに生徒達をペアにしました。
そのペアを組んだ相手と一つ一つ明文になんと答えたか確認しあい、討論をする時間が設けられたのです。
自分とは全然違う価値観の人と意見をぶつけ合うのはとても面白く物凄く楽しかったです。
皆んな全く新しい物事の見方を知り、強く影響されたりうまく自分の価値観に融合させたりしていて、僕はとにかく沢山の視点を持つことを重視するIBの教育らしいなぁと他人事の様に考えてしまいました。