IBの体育の授業が性差について考えるキッカケになった話
こんにちは、ゆうせいです!
今日は体育の授業で起きた興味深い一幕を紹介しようと思います!
舞台
あの冬の寒い朝、1・2時間目の体育の授業中に事件は起こりました。
長い期間続いていたサッカーの授業の最終日、男子達はウキウキしていました。
それもそのはず、前の週に男子だけでやったクラス対抗の試合が物凄く楽しかったのです。
しかし、最終日だし大きなコートで男女別でサッカーをするつもりでピッチに来た男子生徒達を待っていたのは男女で3人チームを組んでやるミニゲーム大会でした。
勿論、ミニゲーム大会がつまらない訳ではありません。
しかし、期待していた男子だけの試合が楽しみだった分落差が酷く、生徒達は呆然とし、先生に詰め寄っていきました。
そこで先生が一言、「IBだから」と呟いたのです。
どの選択がベストだったのか
これは難しい問題だったと思います。
個人的にはサッカーの試合をする上で男子だけの方が圧倒的に楽しいし女子も女子で恐らく分けてる方が平和に出来て良いと思うのですが、IBの多様性を重視する理念的には男女一緒にやった方がいいのかもしれません。
スポーツにおいては身体能力的に男女で差が出てしまう事はしょうがないです。
それをスポーツだからと割り切って分けてそれぞれ楽しむか、スポーツでも一緒になってやった方が良いのか。
こう書くと後者の方が良さそうですがそれだと男子が思いっきりプレーできず
ゴールを女子に決めさせようと頑張ってパス→ミス
みたいな流れが頻発していたので、男子的には圧倒的に前者が人気でした。
それぞれ色んな言い分があるはずなのでディベートをしたらとても面白いテーマになると思います。
プロサッカー界でも女子サッカーと男子サッカーの給料や注目度の差が大きく出て問題になっていて、やっぱり無関心にならずそれぞれがしっかり考えて意見を持ち続ける事が大切なのかなと思ってたりします。
結果
結局男子達で抗議をしても結果は覆らず、みんなでミニゲーム大会をする事になりました。
僕は余り気が乗らなかったのですが、いざやってみるととても楽しかったです。
自分のチームの女子がめちゃくちゃ活躍してくれたからみたいな所もありつつ、それでも楽しんでサッカーをする事が出来て良かったです。